俳人の重富國宏さん曰く、照明が三日月に見えるのは計算か?
絵は相棒・岡本匡史の『斜めな水平線』
二人展は明日19日最終日、山本は終日在廊しています。
双樹会展ー関西美術院の作家ー
岡本匡史/山本真也
【会期】2021年9月7日(火)〜9月19日(日)/13日(月)休廊
【時間】11時~18時/最終日は〜17時
【ギャラリートーク】12日(日)17時〜18時/参加費無料
【会場】アートギャラリー博宝堂
【会場住所】〒606-8344 京都府京都市左京区岡崎円勝寺町91-99
【会場TEL】075-771-9401
【会場URL】http://hakuhou-doh.com
【最寄り駅】地下鉄東西線東山駅より徒歩7分
エピグラフとかエビピラフ 2/広い連帯
芸術はコミュニティをつくる。人を人と結びつけ、同じような考えをもって努力している人々と結びつける。(ゲルハルト・リヒター)
仲間たちと、301というグループをやっている。俳句・短歌を軸に、多ジャンルの創作者が集い、新たな視座や活動領域を作って行こうというもの。近い志を違うジャンルで叶えようとしている人を見ると、広い連帯を感じて勇気付けられる。同じ分野であんまり似てる人に会ったら、やな気分になるけど。
引用は『増補版 ゲルハルト・リヒター 写真論/絵画論』(淡交社)より、リヒター1962年のノート。
エピグラフとかエビピラフ 1/まず画家なのだ
でも、皮肉に、批評的に、分析的に絵画の慣習をとり扱うために描かれる絵画と、慣習をうけいれつつも、できるかぎりその慣習から自由であるような物理的、視覚的リアリティをつくり出そうとする絵画では大きく異なります。そういうことでしょうか?(ロバート・ストア)
まったくそのとおりです!私の作品は理論的慣習や絵画自体の分析とは関係しません。でも彼らの意図はちがうのです。今おっしゃったことはとても正しい。だから、私は自分の作品に押しつけられたそういう意図とか動機を、すべて拒絶してきたのです。(ゲルハルト・リヒター)
我々は絵が好きなのだ。アーティストである前に、まず画家なのだ。
引用は『増補版 ゲルハルト・リヒター 写真論/絵画論』(淡交社)から、2001年のロバート・ストアによるリヒターへのインタヴュー。
夏目漱石vs.芥川龍之介
俳誌『新・黎明俳壇』の第4号(2021年9月)が発行されました。今回の特集は「夏目漱石vs.芥川龍之介」ということで、ちょっと力入りましたよ。僕が鑑賞した句は、
白き皿に絵の具を溶けば春浅し 漱石
葡萄嚙んでで秋風の歌を作らばや 龍之介
お求めはAmazon、書店にて。黎明書房から取り寄せることもできます。
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